この昆虫も、先日の近隣の整備された雑木林への子供達とのクワガタムシ採りの際に、写真に写していた一種である。普段は、こんな虫を捕獲したりはしないが、今回は、少し落ち着いたところを写真に収めたいという希望があったため、家へ持ち帰ることに決めた。
帰りの車中、子供達から虫を入れたケースから臭い匂いがすると、笑いと共に報告を受けていたが、臭い匂いの犯人が、このセアカヒラタゴミムシであったに違いない。
セアカヒラタゴミムシは、前翅の中央が赤っぽくなるものや、前胸が赤っぽくなるものや、全身黒っぽいものとか、色彩変異には富んでいるらしい。ただ、どの写真も見る限り、脚部は、比較的薄いクリーム色みたいな個体が多い気はする。