サトキマダラヒカゲ(成虫)

昨日は、仕事が休みだったので、子供達を連れて近所の里山を散策。

こんな蝶の写真が撮れた。

家に帰り調べたところ、サトキマダラヒカゲという蝶であることが分かる。比較的、普通に見かけれる蝶らしい。凄く似た種類に、ヤマキマダラヒカゲという種類が居るとの事であるが、そちらの方は、少し標高の高いところに生息しているらしい。2種の外見的相違点は、微妙な差異であるので、私の暮らす地区に、ヤマキマダラヒカゲも居ると分かった時に、2種の微妙な差異を紹介していくことにしようと思う。

このサトキマダラヒカゲの幼虫の好む食草は、竹・笹類。幼虫は、所謂、頭部が猫顔に見えるタイプの幼虫である。

キタテハ  幼虫 成虫

本日は、仕事は休み。子供達を連れて、近所の里山を散策。

長男が、遠くから、「お父さん、来てー。ヤバイのが居る!」と叫んでいる事に気付く。ゆっくり近づいて行くと、林辺の藪の中に居たのは、この幼虫。

一見、やばそうな蛾の幼虫の気がしそうだが、タテハチョウの仲間の幼虫であろうということが、私には分かった。

家に戻り、ネットで調べたところ、キタテハの幼虫のようである。

キタテハの幼虫の好む食草は、カナムグラとの事である。今度は、成虫になった蝶にも出逢いたいものである。


2020年3月12日追記

昨日、昼休憩時の散歩中に、水田周りの畦道で、オレンジの蝶を見つける。スマホを片手に恐る恐る近付くが、運の良いことに飛び立たずに写真に収まってくれた。

ヒメアカタテハなのかキタテハなのか、その時点では分からなかったが、帰宅後に調べたところ、キタテハの成虫だと分かった。

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2020年11月8日追記

今年になって気が付いたんだが、近隣の里山、特に水田周りには、特に秋にはキタテハという蝶が沢山飛んでいる事を知った。

少し時が過ぎてしまったが、本年10月11日の出来事を書いてみたい。

この日、近隣の田園地帯を散歩していると、コセンダングサの小群落に群がる無数(ちょっと大袈裟)のオレンジ色の中大型の蝶達を目にした。大分、蝶にも知識がついてきたので、直ぐにキタテハである事は分かった。

その時に撮った写真の一枚を紹介すると以下のようなものである。

そして、ほんの10メートルぐらい歩いたところで、以下のような蝶が目に止まり、写真に撮っていた。

そして、この蝶に関しては、自分の中での新しい蝶との出会いかとも一瞬思ったのだが、どうしても、それらしい蝶に行き着くことが出来なかった。同時に、もしかして、これも、キタテハなのではという勘が働いて、ネット上の写真と照合したところ、キタテハの夏型である事が分かった。

最初の方のオレンジ色が鮮やかで、ちょっと翅の切れ込みも目立つのが秋発生型で、下の方のちょっと茶色っぽくて翅の切れ込みも目立たないのが夏発生型なのである。

人間の感覚というのは、時に鈍感で有り、夏場には、その茶色っぽいキタテハを沢山目にしていたが、いつの間にか、キタテハの色が鮮やかなオレンジ色の型にとって変わられていたのには気が付けなかった。

そして、同じ日にキタテハの夏型と秋型を両方とも見れたのにも、ちょっとした幸運を感じた1日であった。

ダイミョウセセリ(成虫)

本日は、仕事は休み。子供を連れて、近所の里山を散策。

こんな蝶の写真が撮れた。

この写真を見ただけで、蛾っぽい止まり方をしてるけど、セセリチョウの仲間ではないかとの予測が立てれるようになってる自分がいる。

そして、ネットで調べたところ、正解は、ダイミョウセセリという種類。やはり、セセリチョウの仲間であった。中々、平地では見れない種類みたい……私が暮らしている地域は、十分過ぎるぐらい平地だが……。

また、ダイミョウセセリが属するチャマダラセセリ亜科の蝶達は、蝶でありながら蛾のように翅の表面を水平に開いた止まり方をする特徴があるとのことである。

幼虫は白いイモムシで、幼虫の好む食草は、ヤマノイモやオニドコロといったヤマノイモ属のツタ植物。

ところで、この写真に収めたダイミョウセセリの翅は、見ての通り、ボロボロ。近くの田んぼの上では、ツバメ達が自由に飛び回っている。翅の傷みは、捕食者達から逃げ伸び続けた証なのか。無事に繁殖活動は終えれているのか、それだけが気にかかる。