ゴマフリドクガ(成虫)

この週末の土曜日、娘と近所を歩いて散歩中に、電柱に貼り付いているところを発見。写真に収める。

写真だと分かりづらいが、結構小さい。翅の下端から前脚の先までで、2センチぐらい。

見つけた時から、頭部や手脚の毛の生え具合から、ドクガの仲間とは分かったが、そして、似た色彩のドクガ達も多かった中で、ゴマフリドクガで間違い無いと思うとの結論に至った。

ドクガというだけあって、幼虫にも蛹にも成虫にも毒針が備えられていて、触れると強い痒みや(痛み)を伴う湿疹が広がるようである。数ヶ月前にも、このドクガの1センチ程度のまだまだ幼齢の幼虫に刺されたが、蚊のチクっていう痛みの5倍程度の瞬間的な痛みで、その後も痛みや痒みの後遺症が残ることは無かった。(あくまでも、刺されたのは、随分小さなサイズの幼虫だったが……)

そして、家の庭より100メートル圏内で、とうとうこのオレンジ色のドクガの一種であるゴマフリドクガの成虫との出会ったことにより、日頃から庭でよく出会う黒とオレンジ色の幼虫が、このゴマフリドクガの幼虫ではないかとの自然な成り行きの予想をし始めた。

もしかして、過去の投稿で、モンシロドクガの幼虫として紹介している蛾の幼虫が、このゴマフリドクガの幼虫の可能性も出てきた。これからも、家の近所でのドクガ類の成虫との出会いや、同時にそれらの幼虫の観察により、この紛らわしいドクガの微妙な相違点の共通項を発見していきたく考える。