アカハバビロオオキノコ

数日前に庭掃除した際に落ち葉の下から出て来た。

甲虫の世界って、正直、黒色をベースにした甲虫が多いのではと感じ始める中、赤系一色の身体は、私の目には新鮮に映った。

そして、光沢があり、美しくも感じた。

先ずは、名前は、アカハバビロオオキノコで合っていると思う。色々な方の投稿でも、大きさは、4,5〜7ミリぐらいと書いてあったが、私の庭にいたのも、それぐらいのサイズであり、とても小さい甲虫であった。

このサイズだと、ハムシの仲間を連想するが、どなたかの投稿で触角の先に膨らみみたいな物が有るのはハムシの仲間ではないと書いてあった。私の写真の個体も、触覚の先に小さな膨らみみたいなものが見て取れる。

ところで、アカハバビロオオキノコの赤の部分は体色の赤を意味しているのが分かる。ただ、ハバビロとオオキノコの部分は、一瞬ピンと来ないのではと思う。勝手に類推するに、似た種で狭いのが居るのに対して本種は幅広なのではと思う。もう一つのオオキノコは、オオキノコムシ科という大きなキノコムシを基準に名付けられた科に属しているからとの解説を読んだ事がある。

キノコムシなだけあって、餌はカワラタケ等のキノコである。直ぐ傍ら(2メートル圏内)に、アウトドア料理に使おうと干している薪が積まれていているのだが、放置期間も長くなり、当然キノコも生えている。

ちなみに、昔はアカハバビロオオキノコムシとムシが種名に付いていたらしい。何故に、ムシの部分を省いてしまったのであろう。

一瞬、キノコの名前に勘違いする方々も多いのではと思う。(と書きながら、そう言えば、〜キノコで終わるキノコは無いのではと思った。大抵が、云々茸とかで終わっていることに気が付いた。)

ベッコウヒラタシデムシ

昨日、少し出掛けた際に、発見。

最近は、小さな甲虫にも目を向けるようになったが、この甲虫は大きく派手な部類に入ると思う。

名前は直ぐに判り、セアカヒラタシデムシと判明。

シデムシを漢字で書くと、死出虫。昆虫含む動物の死体を餌にしている甲虫の一種と分かった。

カクスナゴミムシダマシ

昨日、家の庭掃除中に、そろそろ地上部が枯れてき始めているヒガンバナの一帯から掃除の気配を感じたのか飛び出して来た。

意外だったのは、その敏捷性とスピード。てっきり目視では、黒い汚いカメムシと思っていた。

ただ写真に撮る段階になって、違う……スナゴミムシダマシの仲間だと分かる。

大きさは、一般的なカメムシと間違うくらいなので決して小さくない。12ミリぐらいあったと思う。

そうなって来ると、平均7,5ミリぐらいの小さいコスナゴミムシダマシには無理がある。コスナより若干大きめのヒメスナゴミムシダマシは、上翅の溝が殆ど見えない気がする。

うーん。頭を捻らせて、出した結論がカクスナゴミムシダマシである。でも大いに、ヒメスナゴミムシダマシの可能性もあると言っておく。

ところで、近所で、田んぼ脇にあった大きめのコンパネをひっくり返した時に、上の写真の個体より更に5ミリぐらい大きいスナゴミムシダマシを見つけた事が有る(不鮮明な写真は撮ってある)が、あれの正体も突き止めたくなって来た。

また、その場所に探しに行ってみようかな。