フタテンシロカギバ 成虫

数日前に家の外灯に寄って来ていた蛾の名前が判明したので投稿することにする。

開張したサイズで3センチぐらいであった。私の目に映った第一印象は、純白の蛾ということである。

最近、ペタって止まるシャクガの仲間を多数見て来たが、前翅の前部の湾曲がシャクガっぽくはないなと自分なりには思っていた。

このフタテンシロカギバの一般的な画像では、2つの帯みたいなものも鮮明に見える画像が多いので、種の特定に時間がかかったが、今回、私が写した写真の個体も、よ〜く見ると、下の方のラインは薄っすら見て取れる。

幼虫の食草は、ミズキ科のミズキとかクマノミズキとの事だが、そんなモノは、家の庭に生えてないし、近隣に生えているのかも微妙である。

代わりに、私の家で、ミズキ科の樹木といえば、サンシュユやコーネリアンチェリーなんかが該当すると思った。

果たして、そういう木で、幼虫が育ったのであろうか?

ニンフジョウカイの一種

昨日、自宅の外灯の下に来ていたジョウカイボンの一種。

自宅の外灯下では、既に、ジョウカイボンとセボシジョウカイの飛来を日常的に見ているが、3種目のジョウカイボンの仲間となる。

一瞬、セボシジョウカイかなと思ったが、直ぐに違う事は分かる。

そして、セボシジョウカイより微妙に小さいんだと思う。ゆえに、スマホでピントを合わせるのに手こずった。体長は、8ミリぐらい。

ネットを使い、写真を基に調べるが、ニンフジョウカイの一種というところまでしか行き着けない。

昆虫達を観察するようになって1年、名前がない種や生態が殆ど知られていない種が多い事に驚かされる。

この写真の種も、そのひとつなのかな?庭に居ることが分かった以上、身近な仲間のひとつとして、観察を続けて行きたく思う。

そして、ピンボケの写真での投稿になってしまったが、また家の外灯に来る事は予想出来るので、なんとか鮮明な写真を撮るように再度チャレンジしてみたい。