シロシタホタルガ 幼虫

最近、近隣の雑木林では、蛾の幼虫達が目に付くようになって来たが、以下の幼虫もそのひとつ。

サワフタギの木に居た。写真だと分からないと思うが、ふっくらしてとても大きな幼虫に感じた。

このシロシタホタルガの終齢幼虫のマックスサイズが27ミリぐらいとの事だが、30ミリぐらいありそうな丸々太った個体であった。

このシロシタホタルガの幼虫の食草は、ズバリ、サワフタギにタンナサワフタギにクロミノニシゴリといった樹木の葉であるようである。

以前、見つけたホタルガの幼虫もそうだが、このシロシタホタルガの幼虫も、毒針系ではなく、毒液系の毒虫に認識されている。毒液に触れると炎症痒みを引き起こすとの事である。

とても鮮やかな毒アピールたっぷりの蛾の幼虫であった。

ユリクビナガハムシ

最近、自宅の庭で見つけて写真に撮っていたのだが……それにしても、赤が目立っていた。

ピンボケた写真になってしまったが、直ぐにハムシの仲間である事が分かるぐらいに、少し昆虫の世界が分かってきた自分が居る。

ネットを使い調べる中で、赤いハムシは何種類か居たが、ユリクビナガハムシであろうと直ぐに決める。

というのも、この体長1センチ弱のハムシが齧っているのが、庭に自然に生えて来るタカサゴユリの苗である事を知っているからである。

それにしても、赤は目立つと思うけど、ナナホシテントウのように捕食すると苦い系か?

トンボエダシャク 幼虫

最近、近隣の雑木林では、蛾の幼虫達が目に付くようになって来た。

以下の幼虫も、そのひとつ。

黒と黄色のシャクトリムシで検索すると、ヒロオビトンボエダシャクの幼虫の写真が沢山ヒットしてきたが、少し紋様が違うようである。

トンボエダシャクという類似種がいると知り、そちらの幼虫の写真を見てみると、まさに私が見たものと同じである。

故に、上の幼虫は、トンボエダシャクの幼虫で合っていると思う。既に、大きく随分成長していた感じである。

トンボエダシャクもヒロオビトンボエダシャクも、幼虫の食草はツルウメモドキとの事だが、この写真の幼虫が食べていたのが、ツルウメモドキなのかは、私には分からない。ただ、この雑木林でよく見るコブシのような形の葉っぱで柔らかそうな葉の苗木に付いていた。

あれって、ツルウメモドキの苗木なのかなぁ〜。