クワキヨコバイ

このヨコバイの一種は、私がよく散策する雑木林では、今が旬の小さな昆虫の気がする。大量発生というわけではないが、まぁまぁ目に付く。

名前は、クワキヨコバイというようである。

私のスマホで撮った写真を拡大する形でなんとか確認出来るが、頭部に3つの黒点が在るのが特徴である。現地で実際に目にする体色は、どれも淡い緑色、眼含め全身淡い緑色といった感じ。体長は、平均サイズ7ミリ弱ぐらいといったところかな。

あくまでも私の主観だが、ツマグロオオヨコバイオオヨコバイほどは、隠れたり飛んで逃げたりしない気がする。葉に同化しようとしている気もするが、人間の目には、ハッキリ認識出来るレベルである。

この雑木林には、1年間シーズンを通して踏み入るが、今しかいないか、今が旬の昆虫の気がする。そういう意味では、年中見れるツマグロオオヨコバイとは違う。

シモフリシマバエ

ちょうど1ヶ月ぐらい前に、近隣で見つけていた。現地での肉眼での確認では、葉の上にヨコバイ亜目の極小の昆虫(体長3.5ミリぐらい)が居ると思い、写真に撮っていた。

ただ、撮った写真を拡大して、いざ種を調べようとよく見ると、ハエの仲間である事に気が付いた。

名前は、比較的直ぐに、シモフリシマバエであるということが分かった。ただ、シモフリシマバエという種名で、写真を紹介するページは沢山ヒットしてくるものの、このシモフリシマバエの習性や生態に関する記事は皆無に等しかった。無数にいる昆虫の世界では、よくある事であり、名前が確立しているだけ良いのかもしれない。

ただ、研究が進み、このシモフリシマバエとして出回っている写真の個体達も、厳密には種の細分化がされて来ていて、一種類とは認識されなくなって来ているとの記事も読んだ。

もちろん、種名も重要だが、どんな習性や生態をしているのかも知りたい所である。