コウスバカゲロウ

数日前に家の外灯下に来ていた。ウスバカゲロウの仲間である事は直ぐに分かるのだが……

調べたところ、クロコウスバカゲロウと同定したいところだったが、似た種のコウスバカゲロウだと思った。

理由は、脚の色である。クロコウスバカゲロウの方が、もっと脚が黒一色ではなく色の薄い部分が混じっているとの事である。

またコウスバカゲロウという風に名前にコが付いているが、決して小さい印象は持てない。蟻地獄の中にいる小さな幼虫が、こんな小型のトンボみたいな大きさになるのかと思うと、不思議な気がする。

さてさて、こうしたウスバカゲロウの仲間の多くは、海岸の砂丘や河原の砂地等の土壌が乾きやすい場所に所謂アリジゴクと言われる巣を作り、幼虫は、そのすり鉢城の巣穴に落ちてきた昆虫等を食べるのだが、我家の外灯に集まるウスバカゲロウ達が、どこで巣立って来ているのか、今のところちょっと掴めないでいる。

アカマダラメイガ 成虫

一昨日、近隣の里山の草はらで見つけ写真に撮っていた。

この手の蛾にしては、大きいなという印象を持っていた。

前翅長で20ミリ弱ぐらいあった気がする。

名前は、直ぐにアカマダラメイガと判明。個体によっては、ピンク色の部分が、もっとハッキリとした鮮やかな色になる個体もいるようである。

幼虫の食草はマメ科の植物という事である。シロツメクサやアカツメクサ辺りが、幼虫の食草になったりしているのかなとも考えたい。

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2021年8月4日追記

我家の外灯下には、ちょこちょこ来ている印象を持っているが、昨晩撮った写真が、まぁまぁ鮮明に撮れていたので、投稿してみる。

ハスジカツオゾウムシ

昨日、近隣の里山で見つけた。手入れの行き届いた草はらにいた。

手のひらとの比較で分かるように、15ミリぐらいありそう。名前は、ハスジカツオゾウムシかと思われる。

ハスジカツオゾウムシの名前の由来は、ネット上で調べても、正直ピント来る紹介が無かった。羽筋なのかハ筋なのか葉筋なのか分からなかったし、カツオの部分も、カツオブシに似ているからか、縞模様がカツオに似ているからか等、正直分からなかった。

似た種類に殆ど同じ外見のハスジゾウムシという種類がいるとの事だが、今回の投稿の主役のハスジカツオゾウムシの上翅の先端の尾の部分は90度に割れているとの事である。確かに拡大してみると、割れているのが分かる。

このハスジカツオゾウムシもハスジゾウムシも、成虫はキク科の植物に付くようである。例えば、ヨモギとかアザミとか。

そういえば、このハスジカツオゾウムシを見つけた草はらも、ヨモギの群落っだように記憶はしているのだが………もう一度行って確証を取りたい。