コフタグロマダラメイガ 成虫

ちょうど1ヶ月ぐらい前に写真に撮っていた蛾の名前が判明したので、投稿してみることにする。

撮影年月日は、6月12日となっている。撮影場所は我が家。

名前は、おそらくコフタグロマダラメイガというんだと思われる。凄く似た種類に、フタグロマダラメイガという種もいるらしいが、ネット上に出回っている2種の写真を見比べると、違いは、フタグロマダラメイガの方が、翅の真ん中あたりの薄茶色の帯のところが、帯というよりも紋に見えるような気がする。

因みに大きさは、前翅長で1センチぐらいの小さい蛾だったみたいだが、正直1ヶ月前の記憶と照合する事は出来ない。

そして、コフタグロマダラメイガもフタグロマダラメイガも、幼虫の食草は、ニシキギ科のツルウメモドキとの事だが、我が家の近くで、ツルウメモドキが何処に生えていたか記憶にはない。

ただ、近隣では、晩秋に冬枯れの景色の中に黄色い皮から赤い身を弾け出させているツルウメモドキの枯れ蔦に、妙に情趣を感じて、しんみりとした気持ちにさせられる事はある。

話をコフタグロマダラメイガとフタグロマダラメイガに戻すが、とてもよく似たこの2種が、果たして別種である意味が有るのかと思えて来たりする。

逆に、この亜種同士のような関係にある2種が、どういう棲み分けをしているのか、そちらの方が気になる。

ツトガ 成虫

もうかれこれ1ヶ月以上前に写真に撮っていた蛾の名前が判明したので投稿する事にする。

撮影年月日は、6月11日。撮影場所は、我が家。

名前は、ツトガ。体長は、2センチぐらいだったのではと記憶に残っている。

幼虫の食草は、イネ科………芝とのことである。ゆえに、この写真の個体も、我が家の芝エリアから誕生して来たものだと思われる。

この写真を撮ってから1ヶ月ちょっとが過ぎようとしているが、同じように我が家の芝エリアから誕生したと推測できるスジキリヨトウ達が、ここのところ2回目の羽化のサイクルの真っ只中であるが、今のところ、このツトガの2回目の発生(羽化)のサイクルには気がつけていない。一体、年何回発生のサイクルがあるのか、ちょっと気になるところである。

最後に、翅を広げた状態だと随分印象が変わる事が分かるツトガの写真をアップして、この投稿を締め括る事にする。

クロマルハナバチ

少し古い写真を整理していて、使えそうな写真を見つけたので、投稿してみる。

撮影年月日は、本年6月11日となっている。

仕事中に、路上で死んでいるのを発見。一瞬で写真に撮った。

全身、真っ黒なのかと思ったが、よく見るとお尻の方に黄色い部分が見て取れる。

この辺を考慮すると、在来のクロマルハナバチの働き蜂(女王蜂以外の雌蜂)なのではと類推した。クロマルハナバチの雄は、黄色と黒の縞模様がある。女王バチと働きバチは同じ紋様なので、女王蜂の可能性も無きにしも非ずだが、どうなのであろう。基本的に、女王蜂の方が大きいと推測できるが……

さて、個人的には、このクロマルハナバチという蜂の存在を初めて知ったのだが、ミツバチが減ってきた今、農家の間で、ミツバチに代わり受粉を効率的にするために、利用され始めている蜂という事実を知る事になった。

イチゴ農家やトマト農家がハウス栽培の際に、使用しているらしいが、意外と規制も設けられていることを知った。

今回、仕事先の路上で死んでいたこの蜂が、野生のものなのか、農家が飼っていたものが逸出したものなのか分からないが、ちょっと、クロマルハナバチという蜂の存在を知り、この蜂の動向に興味を抱くキッカケには大いに繋がった出会いとなった事は認める。

これを書き終えた辺りで、コマルハナバチという似た種類も存在する事を知ったが、今の時点では、クロマルハナバチということで投稿しておく。