ハイイロリンガ  成虫

一昨日の火曜の晩に、家の外灯下に寄ってきていた蛾である。大きさは、前翅長で、20ミリちょっとぐらいだったと思う。

なんとなく前知識で、このような形の蛾は、リンガという名前が付く蛾が多くなかったかの記憶を頼りに、リンガの仲間を調べたところ、意外とあっさりとハイイロリンガという種に行き着いた。

紋様の個体変異が豊富とのことだったが、どの写真も大まかな紋様の配置は変わらず、色合いや小さなパーツの違いが殆どだったので、種に辿り着きやすかった。

そして、似てるけど微妙に違うといった種が他に存在していない事も、種を特定する作業を、間違いなく楽にしてくれている。

幼虫の食草はヌルデという事である。ヌルデなら、我が家の周りの環境には、不思議なくらい自然と芽生えてくる落葉中低木である。

ウンモンオオシロヒメシャク  成虫

昨晩、家の外灯下に寄ってきていた蛾である。大きさは、開帳サイズで、35ミリぐらいだったのを覚えている。

止まり方から、直ぐにシャクガの仲間である事は予想できたが、それに大きさを考慮に入れて、ナミシャク亜科から攻めてみるが、該当種を見つける事ができなかった。次にエダシャク亜科かヒメシャク亜科のどちらを照合するか迷ったが、ヒメシャク亜科から照合をした結果、意外とあっさりとウンモンオオシロヒメシャクという蛾に行き当たった。

幼虫の食草はスイカズラ等とのことである。家の庭には、一応、いつの間にか生えてきたスイカズラがあるはある。