ヒメアカハネムシ? Pseudopyrochroa rufula (Motschulsky 1866)

約10日前に近隣で写真に撮っていた甲虫である。

大きさは、正直に答えると、10日前に記憶した目測サイズを、もはや思い出せない。

最初は、ベニカミキリかと思い、一応写真に撮ったのだが、写真を見返して、カミキリの触角がこんなに立派な櫛髭状の種も珍しいなと思い、調べ直すと、アカハネムシの一種であると分かった。

そして、厄介なことに、アカハネムシとして片付けたかったのだが、どうもアカハネムシは、微妙な違いで更に種が分けられている事を知った。

そして、上の写真の種が何と言うアカハネムシかと言うことになるが、過去に2回見た事があり、“アカハネムシ“と“アカハネムシの仲間“として投稿もしているアカハネムシとの比較で気がつくことは、上翅の微毛の密度が高く短く細かいのか、赤い色が鮮やかに見える点である。もう一つの気付きは、尾部に向けて上翅が下膨れに見える種が多い中、上の写真の個体は、比較的、真っ直ぐに写真上は見える。

あと一つ、ネット上では触れられてはいなかったが、このアカハネムシの仲間は、中脚と後脚の脛節が長めで湾曲が目立つなという点に、私は気が付いた。そうやって、ヒメアカハネムシの画像を、他のアカハネムシ達の画像と見比べると、脛節が少し長いように見えてくる気がする。

一応、ヒメアカハネムシの生息分布は、北海道から九州辺りまでのようであるが、上の写真の個体をヒメアカハネムシとは決して断定はしていない。

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