昨日、仕事から帰宅後、カブトムシでも取りに行こうよと子供達を誘うと、二人とも即答で「行く」と答えて、長袖長ズボンに着替え始めた。
向かう先は、隣町の整備された雑木林。この日は、先客が帰った後だったのか、思いの外、カブトムシや子供の喜びそうなクワガタムシは採れない。
ただ、個人的には、色々と面白い生物に遭遇する事が出来た。そのうちの一つがこれ。
体長15センチ超えのヤマナメクジである。ヤマナメクジに出会うのは初めてではなく、子供の頃に九州の北部に住んでいた時に、山で遊ぶ時にかなり遭遇できたナメクジである。当時は、背中のツブツブが、蟻がたかっているのかと思って、じっと目を凝らして観察したものだった。昨日発見した個体は、ツブツブの隆起が目立たなかった気がする。
さて、関東での生活も、約30年。ヤマナメクジとの遭遇は、九州の時以来、久しぶりだった。もし、このヤマナメクジを、誰かが人為的に放したものでなければ、現在、私が住む地域にもヤマナメクジが生息しているという証拠になる。
因みに、このヤマナメクジを発見した場所は、私が住む市の境界線から1キロぐらい外の他の自治体の領域で見つけたものだが、動物や昆虫に、人間が決めた境界線など関係無いし、殆ど同じような環境下での発見なので、私が暮らす地区で見つけた生き物として紹介させてもらった。
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2020年4月12日追記
本日午前中、近所の里山で見つけて、写真に収めていた。
最初は、何だろうと思ったが、ヤマナメクジの幼体だと思う。大きさは、7センチぐらいだった。気になったのは、尻尾の方に糞みたいのが付いているが、ナメクジの肛門って、そんな場所にあったのかという事である。
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