下の写真は、家から2キロほど離れた人家の庭で撮影。なかなか、種名に辿り着けなかったのだが、本日、名前が判明。オオシロカネグモだと思われる。
さて、この蜘蛛の名前に直ぐに辿り着かなかった理由に、この蜘蛛の腹部背面の模様に原因が有る。というのも、〝背中にトカゲ紋様の蜘蛛〝とでも検索すれば、直ぐにヒットしてくると思っていたのだが、その特徴では、この蜘蛛に行き着かなかった。続いて、〝背中に十字架紋様の蜘蛛〝で検索してみたが、ヒットしてくるのは、違う種類の蜘蛛ばかりであった。
それもそのはず、この蜘蛛の背中の紋様は、蜘蛛の興奮状態等で現れ方に変化があるというのである。本来は、縦に細めの3本のラインみたいなのが基本形のようである。興奮したりすると、その線が太くなるとのことである。おそらく、それプラス、イレギュラーな紋様も現れてくるのかなとも推測している。
写真の個体も、接写するためにスマホを近づけられて、とても興奮状態がマックスなのか、背中の紋様が太くくっきりと現れている。どおりで、トカゲ紋様とかでヒットしなかったわけだ。
因みに、この蜘蛛は、その長い脚のためか、大きめに見える蜘蛛であった。普段は、大きな網を張って暮らしている蜘蛛とのことである。