ホリカワクシヒゲガガンボ(つくば市中部)

昨日、仕事のお昼休みに、仕事先近くの雑木林で、樹液を吸っていると思われる派手めの昆虫を発見。写真に収める。

最初は、立派な櫛髭の触角を持っていることから、蛾の一種と思い、調べていたが、答えは、ガガンボの仲間で、名前は、ホリカワクシヒゲガガンボで合っていると思われる。

立派な櫛髭状の触角を備えているのは、雄。幼虫は、朽木や腐葉土の中で育つ。ちなみに、ガガンボの幼虫は、成体の華奢な身体に似つかわず、丸々太った大きいイモムシみたいなものが多い。少なくとも、水中で出会うガガンボの幼虫は、水の中に生息するイモムシみたいなイメージが、私には強い。

元々は、南方系の昆虫らしく、温暖化に伴い、生息圏を北上させている種でもあるとの事である。

ヒメカギバアオシャク(幼虫)つくば市中部

昨日、仕事のお昼休み時に、ふらりと歩いた雑木林で見つけた。我ながら、よくこんな擬態してる虫を見つけるなと思う。

先ず、私の爪が、ガジガジしている事は気にしないで頂きたい。

さて、この日は、樹上にカタツムリは居ないかと、目ぼしい木を一本一本、下から見上げていっていたのだが、その過程で、あれって、この擬態が目に入った。

しかし、相手の擬態もかなりの気合の入ったもので、ピクリともとも動かない。生体反応なし!新芽が展開する瞬間の植物の姿に凄いそっくりなので、うーん🤔とも思ったが、やはり、茎との接触面の違和感から、蛾の幼虫の擬態であるはずだと、写真に収める事にした。

そして、写真を参考にネットで調べたところ、ヒメカギバアオシャクの名が浮上したのであった。

美しい色合いの擬態だとも思った。この幼虫が付いていた木は、コナラ。

フタナミトビヒメシャク(幼虫)

我家の庭に結構居るシャクトリムシ。この際、名前を調べてみる事にする。

シャクトリムシもいろいろ居るが、とにかくサイズの割には、細い身体。多分、フタナミトビヒメシャクなのかなと思う。本当は、似た他の種類であったと判明した時には、訂正する事にする事にして、現在の私には、フタナミトビヒメシャクということで全然良い。

一緒に見つけた小学校6年生の息子は、この奇妙な動き方をする生物を初めて見たのか、すごいビックリしているので、シャクトリムシと言うという事を教えてあげた。今まで、シャクトリムシを見たことがなかった事の方に、私はすごいびっくりしたのだが……

さて、この今回のシャクトリムシは、庭のあちこちでたまに見かける。幼虫の食草や食樹が多岐に渡っているのも関係しているのかもしれない。

成虫の蛾の姿をネットで見たが、フタナミトビヒメシャクのトビは、成虫の茶色い(鳥の鳶みたいな色)色から来ているのであろう。では、フタナミって何さ?