ヤマウド

昨年の8月10日に撮った写真の中に、ヤマウドの写真を見つけたので、この機会に投稿してみようと思う。撮影場所は、我が家から車で5、6分の里山の林縁。

ちょうど花の時期であったので、直ぐにヤマウドと分かったが、花期じゃない時に出会っていたら、「この木なんだっけ?」って、少し頭を捻るはずである。そして、タラノキではない、ヤマハゼでもない、ヤマウルシなんかこの辺には自生してないなとなり、結局は、「ウドだ。」と行き着くとは思うが、即答できるかは自信が無い。

そもそも、このヤマウドを正確に理解してもらうためには、この植物が上に挙げたような一見似て見える樹木達と違い、草本であるという根本的な違いがある事を伝えたい。

かなり茎を太くし、私の背丈以上に育ったヤマウドを、たまに見かけるが、冬季は地上部は跡形もなく枯れてしまい、翌年また地上から芽を出すという草本なのである。

さてさて、私の家の近辺で、山ウドが沢山生えている場所は知らないが、おそらく知らないだけで、幾つもあるのではと予想する。

このヤマウドの紹介で一番手に来るのは、やはり山菜としての魅力であろう。ここでは、山ウドの食べ方や薬効に触れる事はしないが、もし、地元に山菜料理にこだわるお店が出来たら、間違いなく主要山菜のひとつになるのではと思う。

ビルやアスファルトに囲まれた都会の人達に、是非是非身近な里山の植物を食して頂き、身近な里山の持つ魅力や無限の可能性の一つに気付いてもらいたい。(ただ、こうした里山が無計画に開発されていくのが、現在の地方都市の現状である)

最後に、ウドの大木(たいぼく)なる諺を、皆聞いた事が有るのではと思うが、意味は、『凄い勢いで成長し、木みたいになるが、木材としての利用価値は無い』、要は図体は大きいが、役立たずみたいな意味と解釈している。多分、それで合ってると思う。

“ヤマウド” への1件の返信

コメントを残す