アカハネムシの仲間 カクムネベニボタル改め

本日の午前中の近所の里山散策で発見。

大きさは、1センチぐらい。種に辿り着いた決め手は、櫛状をした触角の形状。同じような色彩をしたベニボタルの仲間は数種いるが、このような櫛状の触角を持っているのは、カクムネベニボタルしか居なかった。ちなみに、カクムネベニボタルの中でも、この櫛状の触角は、雄だけの特徴である。

因みに、ベニボタルの仲間は、ホタルの仲間であるが、発光はしない。

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2023年4月1日追記

今、見返すと、カクムネベニボタルではなく、アカハネムシの仲間と直ぐに分かる。昆虫のことが殆ど分からなかった3年前が懐かしい。

ニホンヒメフナムシ

本日の午前中に、近所の里山を散策した時に発見。田んぼの畔に捨てられていた木の板の下にいた。

大きさは、1センチぐらい。一瞬、見たことのないゴキブリと思ったが、よく見るとフナムシに似てる。

帰宅後、写真を元に、‘陸にいるフナムシ‘で検索した結果、ニホンヒメフナムシという種に行き着く。

林内の倒木下等で普通に見れるとの事だったが、私は初めて出会った気がする。

マイマイカブリ

本日、午前中、時折、雨がぱらつく中、近所の里山を散策。

いきなり、田んぼの畔に動く物体を発見。近づいて写真に収める。

上から写した写真をもう一枚。

昔は、市街地の家の庭とかでも見かけた思い出があるが、久しぶりに間近で見た。

このマイマイカブリを見つけて嬉しく感じる理由は、このマイマイカブリがメインに餌としているものがカタツムリであるという事実である。言い換えると、付近に餌となるカタツムリが豊富にいる可能性が有る。辺りを見回した時に、直ぐそばにアズマネザサの群落があったが、意外と、こうした場所は、ミスジマイマイヒダリマキマイマイ等の大型のカタツムリの生息場所になっている可能性はある。田んぼの周りの地表にもウスカワマイマイ系の中小型カタツムリは居るが、今回見つけたマイマイカブリの頭が殻口に入るかギリギリのサイズなのではないだろうか。また、マイマイカブリの地域亜種によっては、殻を噛み割って食べる習性があるとのことである。ゆえに、餌とするカタツムリのサイズが小さい地域は、マイマイカブリの首ががっしりと太くなる傾向があるとの記事を読んだが、今回捕まえたマイマイカブリを手に取り、腹側から見た時に、小さなクワガタばりの凄く頑丈そうな顎をしてるのには着目していた。今回見つけたマイマイカブリが、カタツムリの殻を割る習性を持っているかは分からないが、取り敢えず、近所の里山でカタツムリの亡骸は沢山見るが、殻の無傷のものばかりの気はする。

さて、既にお察しのように、マイマイカブリの名前の由来は、カタツムリ(別名マイマイ)の殻口に頭を突っ込み、マイマイの殻を被っているような姿から来ていると思われる。

最後に、マイマイカブリを調べていて、危険を感じると酸性の物質を噴霧するとの記事を読んだが、本日、何も知らずに、マイマイカブリを摘み上げていたが、何も匂いや刺激は感じることは無かった。