ヨシカレハ  幼虫

本日、庭の草むしり中に、枯れ茎に今の時期にしては大きめの蛾の幼虫を発見。

取り敢えず、写真に収める。

直ぐにカレハガの仲間の幼虫である事は分かったが、ヨシカレハの幼虫なのではないかなと見当を付けた。

ネット上で、紛らわしい種にタケカレハの幼虫があるという記事や実際にどちらなんだろうという紛らわしい写真が沢山あったが、私が上の写真の幼虫をタケカレハの幼虫とは違う気がするという根拠は、ひとつは色合いである。

我が家の庭で、昨年、終齢と思しきタケカレハの幼虫を見つけたが、色合いがもっとレモンイエローが強く出ている気がする。このレモンイエローのパターンのタケカレハの幼虫は、近隣の他の場所でも見かける。ゆえに、上の個体が齢を重ねる毎に、レモンイエローのイメージのあるタケカレハの幼虫へと変化していくとも思えない。

あとは、上の写真の個体は右側が頭部になるのだが、下側前方の白い毛束の列である。この特徴は、ヨシカレハの幼虫には共通していて、タケカレハの幼虫には無い特徴のような気がする。

以上のような事から、上の個体は、ヨシカレハなのではと思いたい。ヨシカレハの幼虫の餌は、イネ科のヨシ、ススキ、クマザサ等という事だが、我が家の庭にいた幼虫は、立ち枯れした草本に付いていた。

最後に、この幼虫を上から写した写真をアップして、この投稿を締め括ることにする。

ニガイチゴ

ひとつ前の投稿で、モミジイチゴの投稿をしたので、野イチゴ繋がりで行こうと思う。

このキイチゴも、モミジイチゴ程では無いが、近所の散策するようになったら、目に付くようになった。

続いて、もう少し大きく育ったものの写真を以下に。

先程のモミジイチゴの花が下向きに付くなら、このニガイチゴの花は上向きに付くと言われている。確かに、違いが有るように見える。葉の形は変異に富んでいるようで、丸葉〜三つに分かれるものまで様々な形があるみたいである。

味の方はニガイチゴと言うけど、苦いのは粒々の種だけであり、実自体は甘いとの事である。

このキイチゴの実も、今年は味わってみようと思ってる。

モミジイチゴ

このキイチゴは、近隣で所々で見かける事は出来るのだが、私の家の周りの半径5キロぐらいの地区では、他の地区よりも沢山自生しているのではと思い始めてる。近所の里山を自然を意識して歩くようになったら、ここかしこで目に付いてしまう。

上の写真は、少し芯が立ってて、このモミジイチゴの樹形を知ってもらうには適当でないと思うので、以下に樹姿のイメージが掴めそうな写真もアップしてみる。

白い花は下向きに付く。モミジイチゴの名の由来は、その葉の形から来ている。

これをモミジの葉と見間違える事はないよと思う方は平地住みの方で、少し標高が上がると、こうした葉の真ん中の列が際立って長い特徴を持つモミジの仲間と、このモミジイチゴが同所に生えていたりする。そして、枝の枝垂感とかも少し似ていて、遠目からは、どっちだみたいになる経験を多々してきている。

このモミジイチゴは、残念ながら、私は口に入れて食べた記憶を思い出せない。年がら年中、自然散策しているわけではないし、このモミジイチゴの実が食べ頃の頃に散策していなかったり、平日仕事で出入りしているエリアでは、滅多に見かけない為、味見した事が無いのである。

ただ、徒歩圏内にも沢山生えてる事を知った今、早くオレンジの実をつけ、熟してくれる事を楽しみにしている自分が居る。このモミジイチゴが、ノイチゴ、キイチゴの類では、一番美味と言われているし……

食べてみて美味しかったら、家族にも勧めてみて、そこでも好評だったら、色々な人にその素朴(今のところ想像である)な味を、地域の味として、広めていきたいね。