本日、午前中の近所の谷津田散策の時に写真に撮っていた。
モモブトカミキリモドキという甲虫なのではと思われる。モモブトカミキリモドキのモモブトの意味は、腿太であり、雄の後脚の腿節は太く膨らんでいる特徴がある。雌は膨らまないので、この写真の個体は、雌かと思われる。
大きさは、5ミリ〜8ミリという事で、写真の個体も、その間ぐらいだったと思う。
黄色い花に集まるとのことだが、何で黄色を判断しているのか、気になるところ。そして、ここで思い付いたのだが、この甲虫の移動範囲がそれほど広くないなら、在来のタンポポの授粉に一役買うのではと思った。自家受粉しないことにより、ひっそりとしか増えていかない在来のタンポポの受粉率を上げてくれると考えたのである。行動範囲を限定したのは、広すぎるとセイヨウタンポポとの交配にも一役買ってしまう気がしたからである。
最後に、このモモブトカミキリモドキは、カンタリジンという有毒成分を出すみたいで、皮膚に触れると皮膚が火傷を負ったみたいに水膨れになるとのことである。確かカンタリジンと言えば、ツチハンミョウも同じ成分を持っていた気がする。
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2020年4月18日追記
このモモブトカミキリモドキの雄も見つけた。やはり、黄色い花に居る。