オオシロヘリナガカメムシ 成虫

少し前に近所のお稲荷さんに子供を連れてお参りに行った帰りに、もう使われていない会社の敷地(地元に密着した会社で敷地への出入り自由)の片隅にあったコンクリートブロックをひっくり返してみたら、見慣れないカメムシが現れた。

体長は、12,3ミリだったのではと思う。

名前は、直ぐにオオシロヘリナガカメムシと判明。ただ、ほとんどの方が口口に言っていたのは、ネット上に情報が殆どないという事である。当然、生態や習性に繋がるような情報は見つけられなかった。

正直、我家の敷地内でも、色々な種類のカメムシに沢山出会うが、家から50メートルぐらいしか離れていないその場所にいたこのオオシロヘリナガカメムシを家の庭で見たことがない。

そして、家の庭で見ることができる色々なカメムシ達は、正直他の場所でも普通に見れる。ただ、このオオシロヘリナガカメムシと出会ったのは、この場所が初めてである。

この事から、ちょっとレアなカメムシとも思いたい。

そして、発見場所が、自然豊かな場所とは違うアスファルトとコンクリートに囲まれたような条件であったのにも注目したい。ここ事から、寄生していた植物も限定しやすい可能性が有ると思ったし、逆に天敵が少ない環境だったのかとも思いたい。

いずれにせよ、家から徒歩1分ぐらいの場所なので、気が向いた時に、観察をしていこうと思う。

クロハグルマエダシャク 成虫

家の外灯下に来ていて写真に撮っていたが、種に行き着けていなかった蛾の名前が分かった(分かった気がする?)ので、投稿してみる事にする。

撮影年月日は、本年5月7日。大きさは、開張サイズで4センチ弱ぐらいあったと思う。

種名は、クロハグルマエダシャクではないかと思われる。

ネガティヴな気持ちはまったく持っていないが、種に辿り着くのに時間がかかった理由を分析すると……

シャクガっぽい翅全開のスタイルで止まっていなかった。

紋様の変異が多い蛾らしく、なかなか近似のサンプルに出会えなかった。

とにかくインパクトのある黄色い印象に惑わされた。

そんなところであろうか。

ちなみに、幼虫の食草は、モチノキとかネズミモチとかイヌツゲとかモチノキ科の植物とのことである。我が家の庭には見当たらないが、近所の何処かに何かしらのモチノキ科の植物が植わっているんだと思う。

我家の敷地内では、この蛾には、この一回きりしか出会っていない。

シラホシハマダラミバエ

数日前に家の外灯下に来ていた。

見た感じはハエの仲間であることは直ぐに分かるが……

思いの外、簡単に種名は、判明。シラホシハマダラミバエだと思う。

翅の先から頭頂までで、7ミリぐらいだったんじゃないかなと思う。

そして、種名には、直ぐに辿り着けたが、やはり生態には辿り着けない。

人間の身近にいる昆虫の中に、如何に生態が知られていない種が多いかを知る事になる今日この頃である。