クロコガネ

数日前に、庭の芝生の上で息絶えてる個体を発見。

体長は、2センチ弱。黒い光沢のあるコガネムシ。

正直、あまり見ないコガネムシ。昨年より意識的に身近な自然界を観察するようになったが、初めて出会った気がする。

成虫は、ヤマグワ、コナラ、クヌギ、エノキ等に寄って来るとのことであり、幼虫は、各種植物の根を食すとの事である。

近似種に、オオクロコガネとコクロコガネがいるが、ネット上の写真で比較すると、どちらも本種クロコガネよりも光沢が無く褐色の要素も持っている気がする。

最後に、このクロコガネは、普通に見られる普通種との情報が大部分であったが、正直、私は近隣で、見かけたのは今回が初めてである。

この格差の原因が、何と関係しているのか、今後、見出せたらなと考える。

ユウグモノメイガ 成虫

本年4月28日に写真に撮っていた蛾の名前が判明したので、投稿してみる。

どうしても全姿が写せる場所に出てきてくれなかったために、上のような写真しか撮れなかった。

ただ、そのメリハリのある特徴的な紋様から種を特定する事は出来たので、無数の写真のデータの中に埋もれ、記憶からも消えてしまう前に、写真のクオリティはともかく、一旦、投稿をしておこうと思った次第である。

名前は、ユウグモノメイガ、別名ベニモンキノメイガ。

当時、この蛾を見つけた時の印象は、この手の蛾にしては、大きいなと思った。前翅長で20ミリ以上あったと思う。ただ、一般的な平均サイズは、もう少し小さいようである。

また、この峨が、ユウグモノメイガである根拠になったもうひとつのアプローチは、幼虫の食草であった。

ユウグモノメイガの幼虫の食草は、スイバとの事だが、この蛾と出会った場所の小川の土手は、スイバやギシギシが群生している。

ニワトコドクガ 成虫

先週の金曜日に近隣の雑木林で見つけ写真に撮っていた蛾である。

大きさは、前翅長で2センチ弱。種名は、ニワトコドクガだと思う。

写真は、なんとも現場での目視で確認出来ている細部を全然映し出してくれていないが、実際の体色は、薄いレモンイエローだったとハッキリと断言できる。班紋の方も、写真より、もっとクッキリと見えていた。光が反射してしまうのか、白い蛾をスマホのカメラで再現する難しさや限界を、改めて感じた。

ドクガと名前に付いているが、本当に毒を持っているのか否かは、今の私には、ちょっと自信を持って言える知識がないのを認める。

幼虫の食草は、カマツカやニワトコ等と書いてあったが、同じ森に、カマツカもニワトコも生えているのは知っている。