コウスバカゲロウ

数日前に家の外灯下に来ていた。ウスバカゲロウの仲間である事は直ぐに分かるのだが……

調べたところ、クロコウスバカゲロウと同定したいところだったが、似た種のコウスバカゲロウだと思った。

理由は、脚の色である。クロコウスバカゲロウの方が、もっと脚が黒一色ではなく色の薄い部分が混じっているとの事である。

またコウスバカゲロウという風に名前にコが付いているが、決して小さい印象は持てない。蟻地獄の中にいる小さな幼虫が、こんな小型のトンボみたいな大きさになるのかと思うと、不思議な気がする。

さてさて、こうしたウスバカゲロウの仲間の多くは、海岸の砂丘や河原の砂地等の土壌が乾きやすい場所に所謂アリジゴクと言われる巣を作り、幼虫は、そのすり鉢城の巣穴に落ちてきた昆虫等を食べるのだが、我家の外灯に集まるウスバカゲロウ達が、どこで巣立って来ているのか、今のところちょっと掴めないでいる。

コメントを残す