コバネヒメギス

本日、お昼の休憩時に、林縁のちょっと開けた草地で見かけた。

最初は、何か過去に出会ってきたバッタ類の子供かと思ったが、その際に写真だけは撮っていた。

そして、先ほど、その写真を見返していて気が付いた。今まで一度も出会って来ていないバッタの仲間であると。

名前は、コバネヒメギス。ヒメギスよりズングリしていて、おまけに翅も凄く短い種である。

ヒメギスよりも乾いた環境に生息していて、ススキやクズの生えるような場所に居るとのことだが、まさに発見場所は、林縁の開けた場所で、ススキもクズもある。

基本的にこの手のバッタの仲間は逃げる本能が強いと思うが、今回のコバネヒメギスは、スマホを近づけても、ずっと逃げないでいてくれた。

トビイロオオヒラタカメムシ

本日、近隣の雑木林で見かけた。

大きさは、7,8ミリといったところ。とても小さかったので、現場では、顔を近付けて確認して、カメムシっぽいところまでは確認出来ていた。

そして、先ほど、撮った写真をネット上で照合した結果、トビイロオオヒラタカメムシであろうとの結論に至った。

ここでふと思った事に、オオヒラタカメムシと名前にオオが付いているが、全然大きくは無いよなという事である。

このトビイロオオヒラタカメムシは、コナラ等の倒木に生息していて、キノコ類を食べて生きているようである。

ナミガタシロナミシャク 成虫

数日前に、近隣の雑木林で見つけて写真に撮っていた蛾である。

名前は、ナミガタシロナミシャク。大きさは、開張サイズで、35ミリぐらいあった気がする。

幼虫の食草は、ツタと書かれている投稿が多かったが、これはちょっと笑ってしまった。だって、ツタって色々あるぞと思ったからである。

おそらく、私の推測だが、ブドウ科のツタ植物のどれか(例えば、ナツヅタ)か、またはブドウ科のツタ植物全般を、幼虫は食草としているんだと思う。

確かにこの蛾がいた近辺にノブドウかエビヅルみたいなツタ植物も目に入った。

ネット上では、宮城県のレッドデータで、準絶滅危惧種に指定されているとの情報も目にした。