撮影年月日は、7月7日。
家の外灯下に来ていた昆虫であるが、この日の一回限りしか見たことはない。
大きさは、体長で18ミリぐらいあったと思う。最初は、蛾かと思い観察していたが、どう見ても翅が固そうで、どちらかというと甲虫の雰囲気である。
そして、観察中に異変を感じたのか、この昆虫は移動をしたのだが、その移動の仕方を見て、蛾ではないと確証した。何故なら歩いて移動したからである。蛾なら、基本的に飛んで逃げる。
そんなこんなで、すごく大きなグンバイムシの仲間を予想して、グンバイムシ科を当たるがヒットせず、今日まで来ていた。
しかし、本日、偶然、この昆虫と同じ写真をネット上で見つけた。名前は、キノカワハゴロモであった。アオバハゴロモ科の昆虫であったので、グンバイムシの路線を当たっていたのは、あながち見当違いではなかったようである。
さて、このキノカワハゴロモという昆虫は、本来は南西諸島に居た昆虫であり、温暖化の影響なのか、年々、目撃例が北上している種との事である。
あと、殆どの方の紹介で、体長12ミリとの記載が目に付いたが、私が見た個体は、絶対15ミリ以上……17ミリぐらいはあった。(笑)