少し古い写真を整理していたら、投稿に繋げれそうな写真を見つけたので、投稿してみる。
撮影年月日は、本年の7月7日。撮影場所は、我家の外灯下。
この手の昆虫は、我家の外灯下で時々見かけるのだが、正直何の仲間なのか分からないで居た。ただ、ここに来て、この昆虫が寄生蜂のコマユバチの仲間である事が分かった。
大きさは、おそらく1センチも無かったと思う。名前は、自信ありありというわけではないが、ムネアカトゲコマユバチなのではと思う。
所謂、針みたいな産卵管が見えないことから、写真の個体は雄なのかなとも思いたいが、どうなのであろう。
寄生する相手は、カミキリムシの幼虫…ブドウトラカミキリと言われているが、我家の庭にブドウはあれど、ブドウトラカミキリを見た記憶はない。
ただ、この小さなコマユバチは、家の街灯下に結構現れるので、何かしらのカミキリの幼虫に寄生して育ち上がってきているものと思われる。
取り敢えず、我家の庭木を外からも内からも食害するカミキリの成体や幼体は多いので、この手のカミキリの幼虫に寄生するコマユバチは、今のところ、私の中では益虫ということにしておこうと思う。