最近、この極小のテントウムシと思しき昆虫と出会い、写真を撮っていた。朽ち果てた栗の倒木の樹皮を少し剥がしたら、その裏に居た。
大きさは、4ミリぐらいだったと思う。帰宅後に調べたところ、ヨツボシテントウという種が候補に上がった。
しかし、似た種に外来種のモンクチビルテントウという種がいる事を知り、そちらの写真を眺めたところ、私が写真に撮った個体は、ヨツボシテントウではなく、モンクチビルテントウの方が類似点が多いかなと思った。
ヨツボシテントウの黒丸は、もっと小さい気がした。一方、モンクチビルテントウの黒丸は少し大きく、頭部を上に上空から見た時に、左右に少し潰れた感じになっている気がする。そうすると、私の写真の個体は、黒丸も大きく左右に潰れている感じがする。
さて、このモンクチビルテントウは、1998年に沖縄で初めて、定着が確認され、その後、日本本土を北上しているとの事である。写真の個体が、モンクチビルテントウなら、日本での初確認から23年、随分と北の方へとやってきたものだと思う。
ただ、幾つかのテントウムシ達のように、沢山見かける印象はない。