モリチャバネゴキブリ 成虫

このゴキブリは、たまに庭で見かける。幼虫は、うざる程見るが、成虫は、それほど見かけない。

体長で13ミリぐらいだったと思う。名前は、モリチャバネゴキブリ。

似た種に、外来種で衛生害虫に捉えられているチャバネゴキブリが居るが、こちらは、外見上、胸部背面の縦縞がもっと真っ直ぐらしい。

それと、マイナス1℃以下になると、1日で死滅してしまうとの事で、そんなの冬場の日常茶飯事の茨城では、チャバネゴキブリが屋外で繁殖は出来ないと考える。

よって、上の写真の個体も限りなくモリチャバネゴキブリだと思う。

さて、このモリチャバネゴキブリは、最近、逃げる時に飛翔した現場を目撃した。一方、チャバネゴキブリは、飛べないようである。

ラクダムシ

昨晩、我家の外灯下に来ていた昆虫である。

一瞬で、ヘビトンボの仲間であろうとも予測は付いたが、ヘビトンボと比べると、大きさが全然小さい。体長で1センチちょっとぐらいである。

調べたところ、ラクダムシというらしい。雌は腹部後端から長い産卵管が出ているので、上の写真の個体は、雄ということになる。

このラクダムシは、アミメカゲロウ目のラクダムシ科に分類される昆虫で、小さい昆虫を食べる肉食である。

幼虫は、針葉樹の倒木の樹皮下等で育つとの事である。

ウスヅマクチバ 成虫

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾である。

前翅長で2センチぐらいであった。大きさや形からヤガ科の蛾なのではと推測できるが、所謂、腎状紋や環状紋が見えない。こうなってくると、逆に、腎状紋や環状紋が見えないヤガ科の中大型の蛾を探せばと、調べ始めたら、エグリバ亜科のウスヅマクチバがヒットして来た。少し前までは、シタバガ亜科に分類されていたことも知った。

幼虫の食草は、ネムノキとの事である。