ナミガタエダシャク 成虫

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、開張で4センチぐらいだったと思う。

身体の中央に見て取れる翅を拡げたコウモリのような紋様を頼りにシャクガ科エダシャク亜科を探し始めると、ナミガタエダシャクという種が浮上してきた。

そして、既に投稿している可能性はないかと、自分の過去の投稿を見返すと、オオバナミガタエダシャクという種の投稿はあった。ただ、このナミガタエダシャクとオオバナミガタエダシャクの共通点は、直ぐには見出せず、凄く類似している印象は持てなかったのが、個人的な感想である。

さて、このナミガタエダシャクの幼虫の食草も多岐に渡る。広食性である。

マエキオエダシャク 成虫

先ほど、我家の外灯下に来ていた蛾のひとつである。

大きさは、開張で3センチ弱ぐらい。名前は、調べたところ、比較的直ぐに、マエキオエダシャクと判明。

幼虫の食草は、多岐に渡り、イヌツゲからケヤキと広食性のようである。

マツヨイグサ

この季節(もう少し前かな)に、時々、近隣の道路脇で、70センチくらいの高さに強そうな茎を直立させ、レモンイエローとオレンジのコントラストの花を咲かせる植物がある。ちなみに、オレンジは、萎んだ時の色合いである。

結構、私好みで、庭に植えてみたいなとの衝動に駆られる。

その植物の名はマツヨイグサと言う。以下に、近くの道路脇で写したマツヨイグサの写真を載せる。

さて、このマツヨイグサを調べていて意外だったのは、外来帰化種という事実であった。江戸時代後期の嘉永年間(1848年〜1853年)に、南米(チリ?)から、観賞用に移入されたとのことである。

そして、昭和30年代には、日本中の空き地で、同じく外来種の同族のオオマツヨイグサと共に沢山見られたとの事である。

残念ながら、私はその光景を知らない世代なのだが、もしそれが真実なら、もはや、随分勢力が衰退したんだなと思われる。と言うのも、近隣で、このマツヨイグサは、あちこちで見かけれるわけではない。本当に、意外な場所の日向の道路脇とかで、時々見かける程度の印象を持っている。

目下、同じく外来種で同属のマツヨイグサの仲間だと、このマツヨイグサより少し後に、地表性のコマツヨイグサが花を咲かせ始め(ただ地表性のため目立たない)、また、同じ頃合いにモモイロヒルザキツキミソウが、近隣で目立ち始め、そして、随分と夏真っ盛りになる頃に、背丈の高いアレチマツヨイグサが、至る所で見かけるようになる塩梅である。

ところで、マツヨイグサ……私は、好きなタイプの植物である。