ミツバ?

最近、近隣で見かけて写真に撮っていた。

日陰の側溝を覗いていたら、溜まった水に派手な生体反応があったので、そちらの正体を突き止めようとしていた際に、傍に見かけた感じである。

水が染み出しているような場所で、白い極小の花と言えば、セリかと結び付けようとしたが、どうも葉っぱが、明らかにセリではない。

もしかして、これってミツバと思い、葉っぱを千切って匂いを嗅ぐが、あのスーパーで売られているミツバの匂いはしてこない。超微かに感じるぐらいである。ここで、かじって味を確かめる事も検討したが、そこは、毒草だったら嫌なので慎重になった。

去り際に、道路のアスファルトの隙間から生えている植物が気になり写真に撮ったが、こちらも同じミツバなんだと思う。

ミツバって、野山にも生えているんだと知った1日であった。ちなみに、側溝の派手な生体反応の主は、なんとなく予想は出来たが、ザリガニであった。

エビイロカメムシ 幼虫

最近、近隣で、この何かしらのカメムシの幼虫っぽい昆虫を見かけ写真に撮っていた。

大きさは体長14ミリぐらいだったであろうか。ススキの葉裏に平たい虫が2匹いるのが目に入り、写真を撮ろうと近づいた感じだが、2匹とも、全く逃げようとしなかった。

人間の目にはバレバレなのだが、よほど、ススキの葉裏に擬態するのに自信があったのかもしれない。薄い葉への擬態行動を証明しているのか、このカメムシの幼虫は、とにかく薄っぺらいのは確かである。

さて、近隣のどのカメムシの幼体であろうかと調べ始めたところ、初見のカメムシである事が分かった。 エビイロカメムシというらしい。

習性としては、イネ科植物に付くらしく、ススキが好物との事である。確かに、見つけたのは、ススキの葉裏である。また、大量発生すると、ススキも枯れてしまうと書いてある記事があったが、現場に立ち枯れしたススキが数株あったのは覚えている。ススキ自体、冬になれば枯れるが、春には再度芽生え、今時分には枯れススキを押し除けるように緑に戻っているのが常であるが、その場所には、枯れの勢いが勝っているススキが数株あった。(一瞬、除草剤をかけられたのかと思ったのも本当である。)

沖縄にもいるらしく、イネ科のサトウキビが少し被害に会うこともあるらしい。

ウスバフタホシコケガ 成虫

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

前翅長8ミリぐらいの小さなサイズで、この外観だと、コブガの仲間を調べ始めようかと思ったが、前脚を前に投げ出したような止まり方が気になった。サイズは、小さいけど、ヒトリガ科のコケガの仲間の予感がした。

そして、コケガ亜科を当たると、ウスフタボシコケガという種がヒットして来た。

幼虫の食草は、地衣類との事である。年2化の2回目の発生に当たるのか、サイズの小さい蛾であった。