ナカスジキヨトウ 成虫

昨晩、我家から車で5分ぐらいの所の田んぼ側の外灯下に来ていた蛾である。

大きさは、前翅長で25ミリぐらいであった。種名は調べた所、ナカスジキヨトウが、ソックリであると思った。

ナカスジキヨトウという蛾は、それほど自信を持って紹介されているページもなかったし、そんなに多くないのか、同定し難い種なのかと思った。

ただ沼地の近くで発見されているのは、読み取れたので、水辺環境にある植物が、幼虫の食草になっていると思われる。

コテングアツバ 成虫

先ほど、家から徒歩で行ける場所の外灯下で、見かけ写真に撮っていた。

実のところ、少し前に近所で見かけ写真撮影を試みていたが、ピンボケの写真しか撮れなかった。今回はと期待したが、今回もイマイチである。

大きさは、前翅長12ミリぐらいだったのではと思う。初見の蛾に逃げられずに写真に撮るのに集中してしまって、正確な大きさを記憶するのを忘れてしまった。

種名は、コテングアツバだと思う。東海地方以西で見られていた蛾であり、近年、関東地方でも見られるようになってきたとのことである。

秋に現れる蛾で、成虫で越冬との事である。幼虫の食草は知られていないとの事であるが、今のところ、この蛾を見かける範囲が限定されているので、真剣に時間をかけて突き詰めていけば、絞れるのではと思う。

さて、この蛾の分布で気になるのは、本州から九州までは納得がいく。しかし、石垣島というのには、興味が湧いてしまう。最近知った事だが、南西諸島が日本の本土と陸続きではなくなったのは、相当な昔のようである。今の今まで石垣島の亜種として独自の進化をせずに本土と同じ種のままというのが凄いと感じてしまう。