ミヤマアワフキ? 福島県 標高1200メートル

このアワフキは、近隣近所で見たアワフキではないが、敢えて、近隣近所の身近なアワフキ達との比較の意味合いも込めて投稿してみようと思う。

一週間ぐらい経ってしまったので、正直、正確な大きさを思い出せない。ただ、近場でよく見るアワフキの平均サイズ程度だったとは思う。要は、1センチ弱ぐらいだったのかなぁ。種名は、ネット上の画像から探すと、ミヤマアワフキというのかなといった感じである。

さて、虫を観察するようになってから数年、高地での意識的な虫観察は初めてだったが、アワフキって、こんな標高の高い所にもいるのかっていうのが正直な感想であった。

今回の1200メートル地点というのは、平地の植生とはかなり違う植物群に感じたが、一体、このアワフキは、何に寄主しているのであろう?

私の現段階の推論では、高標高に居る昆虫達は、氷河期からあまり姿を変えていないのではと思うのであるが、という事は、このアワフキも氷河期には、存在した可能性はある。

以上。

ウスハラアカアオシャク? 成虫

数日前に、我家から車で5分ぐらいの場所(水田脇)の外灯下で見かけて写真に撮っていた。

大きさは、開帳で17ミリぐらいだったと思う。種名に関してだが、ウスハラアカアオシャクやホソバハラアカアオシャクやハラアカアオシャクといったいった似たような名で近似種として、ネット上に写真や情報が混乱して氾濫してしまっている気がする。

ゆえに、私の投稿のタイトルは、本当は、ハラアカアオシャクの一種とした方が良いかもしれないも思った。

同じ頃に、我家の敷地でも、同サイズの同種と思えるアオシャクに出会っている。写真は撮ったのだが、多分、上の種と同種と思われる。

という事で、種が確実に特定出来ていないので、幼虫の食草に関しては、言及を控える。

ここでひとつ思う事がある。紛らわしい種を、ネット上の画像の特徴だけから同定するのではなく、出現時期や生息する標高や気候帯、それに発見場所の周囲環境から絞っていく作業が求められているように感じてきた。

アキアカネ 福島県 標高800メートル

標高800メートル付近で撮影した赤トンボの仲間の種名を調べたところ、アキアカネと判明。

大きさは、一般的なトンボサイズであった。体長45ミリぐらいであろうか。

このトンボは、標高800メートル付近で撮影したが、誕生するのは、もっと平地の方で、6月頃との事である。その頃に、我家の近所で撮った似たようなトンボの写真を見返してみようと思う。きっと、アキアカネが混じっていると思う。

そして、高原で夏を過ごした後、このアキアカネは、秋に平地の里山に大群で下りて来るわけだが、確かに、小さい頃は、秋に赤トンボの大群が空に沢山飛んでいる光景によく出くわした気がする。

ただ、最近、いつ見たかなぁ〜という具合である。

ちなみに、上の写真の個体は、メスであり、雄は、もう少し腹部全体が赤くなるようである。