昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。
大きさは、開張で25ミリぐらいだったのではないかと思う。
種名は、クロスカシトガリノメイガ。シマメイガ亜科の蛾のように、前脚を立てて止まる傾向があると書かれていた方がいたが、私も同じような印象を持った。ただ、ノメイガ亜科の蛾達の中には、前脚を立て気味で止まっているような印象の蛾は、他にも幾つかいるとは思う。
2年前の7月25日にも投稿しているが、今回の方がより良い写真が撮れたと思うので、再投稿してみた。
幼虫の食草は、ニレ科のエノキ。
この蛾の生息分布は、国内は、本州以南……九州を経て、沖縄含む南西諸島諸島まで。海外の生息分布は、Cotachena (Moore, 1885)属という似た種の集まりで大きくみると、環太平洋の日本からオーストラリアの方までの半環地帯に生息している模様である。