ヒトツメヨコバイ Phlogotettix cyclops (Mulsant & Rey, 1855)

先ほど、我家の外灯下に来ていたヨコバイのひとつである。

大きさは、近くにいたリンゴマダラヨコバイ(一つ前に投稿)よりは小さく、体長4ミリぐらいだったと思う。

種名は、ヒトツメヨコバイ。頭部の真ん中にある黒い小紋を一つ目(ヒトツメ)に例えたものと推測する。

国内での生息分布は、北海道から九州を経て奄美大島辺りまで。海外の生息分布は、韓国と遠くヨーロッパのスロベニアかハンガリーの辺りからの報告が上がっている。

リンゴマダラヨコバイ Orientus ishidae (Matsumura 1902)

先ほど、我家の外灯下に来ていたヨコバイの一種である。

大きさは、体長6ミリぐらいだったであろうか。

種名は、リンゴマダラヨコバイ。

各種紅葉樹の葉を吸汁するヨコバイである。種名にもあるように、リンゴも例外でないみたいである。

生息分布の方は、国内は北海道から九州を経て、南西諸島まで。海外の方は、韓国にもいるようで、それよりも何よりも、ヨーロッパとアメリカ合衆国東岸から中東部にかけて、かなり一般的なヨコバイのようである。どうやって世界各地に拡がって行ったのか気になるところである。

セスジスズメ 幼虫(緑色タイプ)Theretra oldenlandiae oldenlandiae (Fabricius, 1775)

一昨日、夜に庭の草むしりをしている時に、見かけて写真に撮っていた。

ヤブガラシから落ちてきた感じであるが、セスジスズメの幼虫である事は分かった。ただ、色が、緑色のタイプは、そんなに出会わない気がすると思った。

単純に、緑色と焦茶っぽい色と、どちらになるかの分かれ目は何処にあるのであろうという事が気になった。

ネット上の画像を見てても、圧倒的に緑色のタイプが少ない気がする。

以下は、同じ日に、少し離れた場所のヤブガラシにいたセスジスズメの焦茶タイプの幼虫である。

こちらも、色合いが薄めな気がする。