ヨツモンコヒメヨコバイ (ヨツモンヒメヨコバイ) Empoascanara limbata (Matsumura、1910)

一昨日、我家の外灯下に来ていたヨコバイの一種である。

大きさは、翅端までの全長で25ミリぐらいしかなかったと思う。

種名は調べたところ、ヨツモンヒメヨコバイだと思う。ヨコバイの仲間でも最小の部類に入るヨコバイとの事だが、確かに小さいとは感じていた。

イネ科やマメ科の植物を吸汁するようである。

生息分布は、国内は北海道から九州を経て、沖縄本島含む南西諸島まで。海外の生息分布は、簡単には辿り着けなかった。

ハジマヨトウ 成虫 Bambusiphila vulgaris (Butler, 1886)

一昨日、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長で22ミリぐらいあった。

パッと見た時に、遠目の肉眼では、チャオビヨトウかなとも思ったが、もしチャオビヨトウなら少し大きいなとも感じていた。

そして、写真を見返してみて、確実にチャオビヨトウではないと確信したのだが、ここから迷宮を彷徨い始めた。

しかし、とうとうハジマヨトウという蛾であろうとの結論に至ることが出来た。決めては、やはり、前翅の後端の両端(左右前縁側)に見える大きな黒い斑である。細部の特徴を照合していた時には、種に辿り着けなかったが、遠目に全体として眺めた時に、その左右両端の濃い色の斑の存在でハジマヨトウだと気が付くことが出来た。

さて、このハジマヨトウの幼虫は、マダケ、ハチク、モウソウチクといったいった所謂タケを食すらしい。ただ、もっと細い筍も食べるようで、メダケやヤダケからも幼虫が見つかるらしい。

確かに、我家の一帯には、モウソウチクにマダケにメダケを筆頭に、他にも数種の竹が生えている。

最後に、このハジマヨトウの生息分布は、国内は、本州以南…九州を経て、沖縄本島を含む南西諸島まで。海外の分布は、ちょっと分からなかった。

ルリゴミムシダマシ Encyalesthus violaceipennis (Marseul, 1876) 2nd

最近、近隣雑木林で見かけて写真に撮っていた甲虫である。

大きさは、写真の親指との対比で考えると、14ミリぐらいなのかなぁと思うのだが…。

見つけた時に、「ああ、アイツだ。」との心当たりはあった。と言うのも、今年の7月7日に家の近所の雑木林で見かけたこのルリゴミムシダマシという種の投稿を既にしているからである。

では、なぜ、今回短いインターバルで再投稿しているかと言うと、その1回目の投稿の時に撮っていた写真がイマイチと感じていたのと、その1回目の投稿の中でも触れているが、夜に見た時には、ルリゴミムシダマシのルリ(瑠璃)の要素を感じることが出来なかったが、昼間には、ルリ(瑠璃)の要素を感じれるのかという疑問を検証したかったからである。

結論から言って、昼間も、瑠璃色の要素をハッキリとは感じる事は出来なかったと言わざるを得ない。

最後に、違う角度から撮ったルリゴミムシダマシの写真を……。