昨晩、我家の外灯下で見かけた蛾の一つである。
直ぐに、蛾の名前は分かったが、我家の外灯下にも飛んで来るんだと意外に感じた。(一応、3年前の5月13日に投稿済みの種である。)
大きさは、前翅長8ミリぐらいの蛾である。
特筆すべきは、その長い触角であろう。この長いのは雄の特徴であり、雌は、この半分以下ぐらいに短い。
種名は、ホソオビヒゲナガ。
1ヶ月ぐらい前から、近隣の自然下では目に出来る蛾である。重そうな触角のバランスを取り、凄いゆったりと飛んでいる蛾である。
幼虫の食草は知られていないとの事だが、この蛾を見かけるエリアに共通する植物を絞っていけば、突き止められそうな気はする。
我家に飛んで来たのが意外と感じた理由は、我家の敷地で、この蛾が飛んでいるのを一度も見たことがないことと、家の近所でも、飛んでいるのを見た記憶がないのである。ただ、家の近所の場合は、見落としがあって、意外と近場で発生しているのかもしれない。
このホソオビヒゲナガの生息分布は、北海道から九州(対馬含む)まで。海外の生息分布は、韓国や台湾にもいるようである。