ナミガタエダシャク 雌 Heterarmia charon charon (Butler, 1878)

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長20ミリをちょっと超えるぐらいだった。

種名は、ナミガタエダシャク。

ここ数日、我家の外灯下によく訪れているエダシャクである。前日にも投稿しており、撮った写真がオスばかりの気がするので、メスと思える個体に出会いたいと思っていたが、昨晩、「これが、ナミガタエダシャクの雌であろう。」と思える個体に出会えた気がする。

私が、上の個体を、ナミガタエダシャクのメスと見做したい理由を以下に箇条書きにすると…………。

⭐️ 先ず、触角が細い糸状に見える。(ただ、上の写真も、オリジナルの写真では微妙な短い櫛歯が見えており、いざとなったら、パッと拡がる可能性も、一応視野には入れておく。………昆虫のツルツルと思っていた触角が、興奮すると急に微毛が逆立ったりする場面には、何回か遭遇している。)

⭐️ 腹部の尾部末端が、後翅の後端最遠部より短い。→雄は、ここが少し飛び出している気がする。(こうやって眺めると、上の写真の個体は腹部も太めの気がする。)

⭐️これは、視覚的な錯覚が起きているのかもしれないが、雄よりも翅の縦径が少し長い気がして、全体的にふっくらした印象に見える。

以上のようなことが、雄と思える個体達と私が違うと気が付いている点である。

一応、以下に、私がナミガタエダシャクの雄と思う個体の写真を一枚貼っておく。

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