ムネクリイロボタル 雄 Cyphonocerus ruficollis (Kiesenwetter, 1879)

先ほど、我家の外灯下に来ていた甲虫の一つである。

大きさは、体長9ミリぐらいだったのではないだろうか。

なんかホタルの仲間っぽいようで、違うようで、迷ったが、ムネクリイロボタルなのではと思う。ちなみにムネクリイロボタルのメスは、こちら。

湿った環境を好む陸生のホタルであり、幼虫は陸生の貝を食べるようである。ちょうど、このホタルが現れた場所の近くには、最近、ミスジマイマイの幼体っぽいのが沢山成長しているし、我家の敷地内に小さめのカタツムリやオカチョウジガイやキセルガイの仲間は多い方だと思うので、それらを食して育ち上がって来た可能性も無きにしも非らず。

このムネクリイロボタルの生息分布は、国内は、本州、四国、九州。海外の生息分布に関しては、海外からの報告は目立たず、日本国内にだけいるホタルの可能性も感じた。

最後に、このホタルが光るのか否かに関しては、若干光るとか、全然光らないとか、二つの意見があった。という事で、家の中に持ち込み、暗くした部屋で自分で確かめてみようと、捕まえるために、この写真を撮った場所に戻ったのだが、既に他の場所に移動した後であった。

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