キベリハイヒゲナガキバガ 成虫

本年、9月12日に取っていた髭の伸び方が特徴的な蛾の種名が判明したので、投稿する事にする。写真がピンボケな事を、お許しください。

髭を除いた体長で、1センチぐらいの小さな蛾である。名前は、キベリハイヒゲナガキバガと言う。

ネット上でも、殆ど生態等の情報は出てこない。かろうじて、幼虫は、枯葉を食べているらしいというのがあったぐらいだ。

ちなみに、キベリハイヒゲナガキバガの種名を、私なりに解説すると、キベリ→縁(へり)が黄色い、ハイ→全体が灰色、ヒゲナガ→特徴的な触角、キバガ→下唇の方が牙に見えるような特徴を持った蛾達……この説明で良いんじゃないのかなと思う。

まだまだ、あまり詳しい生態の分かられてない昆虫は多い。まだまだ人類のやるべき事もいっぱいあるね。

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2021年5月22日追記

最近撮った写真の中に、キベリハイヒゲナガキバガのちゃんと写った写真があったので、アップしておく。

カナムグラ

久しぶりに、植物の投稿してみることにする。

この深切れの葉を持つツタ植物が、カナムグラ。これまでは、時たま出掛ける渓流釣りの藪漕ぎの時に触れる事になる随分ザラザラしたちょっと痛い植物のイメージしかなかった。もちろん、その時点では、ザラザラした葉っぱの痛い植物であり、カナムグラとの名前も知らない。

そして、渓流沿いとか川沿いにしかない植物ぐらいのイメージだったが、最近意識し始めたら、家の近所の林縁には結構自生している事に気が付いた。

意識し始めた理由というのは、このカナムグラというツタ植物と共生している昆虫や小動物との出会いである。ちなみに、今のところ、カナムグラと共生している昆虫で、近所で出会ったのは、キタテハという蝶の幼虫とヨツスジヒメシンクイという蛾の成虫である。

他にも、家から数十キロ離れているが、このカナムグラに密度高く生息している小さなカタツムリにも出会って来ている。

最後に、カナムグラの葉を少しアップに写した写真を投稿しておく。

ヨツスジヒメシンクイ(成虫)

今からちょうど10日ほど前の9月21日に写していた微小の蛾(?)の種名が判明したので投稿することにする。撮影場所は、我家から数100メートル離れた旧道沿いの藪の中。

ヒメハマキガ亜科のこの蛾の印象は、とにかく小さい。1センチにも満たない。7ミリぐらいだったと思う。

そして、この蛾にもよく似た紛らわしい種が居るらしいが、この蛾をヨツスジヒメシンクイと断定した根拠の一つに、カナムグラというツタ直物と共生しているという事実で有る。

写真は、拡大してしまったから分かりづらいが、この極小の蛾が乗っている葉っぱが、カナムグラの葉である。

ちなみに、ヨツスジヒメシンクイのシンクイの部分の由縁は、おそらくこのカナムグラの茎の中に産卵して、幼虫が茎の中で成長するからとかでないかなと推測しているが、あくまでも今のところ、推測の域は出ていない。