2月ぐらいから、近隣の林縁を歩いているときに、艶なしの柔らかそうな葉のロゼットが、よく目に止まっていた。
そのロゼットの正体が、オニタビラコやコオニタビラコのどちらかであろうとの前知識はあったが、ロゼットの色合いや葉の形は、変化に富み様々で、違いを見出すのは、花が咲いてからにしてみようと思っていた。
そして、少し前から、花が咲き始めたので、気になっていたロゼット群を確認しに行ってみた。
少し目を疑ったが、咲いている黄色い花が小さ過ぎないか?このロゼットの花である事を確認しようと茎を辿るが、やはりこのロゼットに繋がっている。
既に、近くでは、国産アスパラガスのような太さの茎を立ち伸ばし黄色い花を咲かせている似たようなロゼットの植物(オニタビラコ)も共生しているので、それから比べると、随分、花が小さい。
所謂、これが、コオニタビラコかと思って、ネット上で照合しようと調べ始めたら、コオニタビラコより更に小さな花のヤブタビラコという種が存在する事を初めて知った。
そして、確かに、そのロゼットが集まってる場所が、藪(ヤブ)と言えそうな場所と言っていいのか、結構夏場は木漏れ日も微かに届く程度の薄暗い場所なのである。
上の写真の植物を花の小ささと、生えている場所から、ヤブタビラコと考えた。
最後に、この植物の花をアップで写したものを投稿し、締め括ることにする。
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