最近、近所の里山を散策していて、地面に小さいけどメリハリのある黄色い花が咲いているのをよく目にする。
直ぐに野苺の仲間であろうと推測はつくが、野苺の仲間で黄色い花を咲かせるのは限られていて、ヘビイチゴの仲間のみである事を最近知った。
そして、以下の植物も、同じような黄色い花を咲かせているが、どうも少し雰囲気が違う。綺麗な株になっているし、花も頂芽の方に纏まって咲いている。
ヘビイチゴだと、地を這う感じで、花ももっと疎らにポツポツ咲く感じなのではないだろうか。
おそらく、キジムシロという植物ではないかと思う。キジムシロの名の由来は、鳥の雉子(キジ)の敷物というか座布団みたいなイメージから来ているらしいが、とても良いネーミングだと思う。実際に、雉子がこの植物の上に巣を作るとは思わないが、身近な動物への親近感(愛情)と心の余裕(ユーモア)を感じさせるネーミングだと思う。
こういう遊び心(心の余裕)って、大切だなって、しみじみ思う。