週末に子供のサッカーの試合が利根川の河川敷であったため、送迎する機会があった。
出発前のナビでの距離計算は、18,4キロメートル。意外と遠い。
実際に、途中、信号も多い市街地ありで、40分弱かかってしまった。到着後は、少し現地の昆虫観察でもしてみようと、草地を眺めると、以下のようなコガネムシを単体で見つける。
直ぐに、コフキコガネの仲間であろうとは分かるが、私の家の庭や近所で見かける所謂コフキコガネとは、何か違う印象を受ける。
具体的に、何処が違うかというと、コフキコガネは、もっと薄黄色い部分があるが、この個体は、全身赤茶色い感じである。
あとは、上翅の筋が目立っていないのと、髭が立派な気がする。個体差もあるんだろうが、大きさもこの写真の個体は、我が家の周りで見かけるコフキコガネより少し明らかに大きかった。
あとは、腹部が映る写真を以下に貼り付けようと思うが、胸下部の毛束の印象が凄かった。また、髭を格納してると気がつく迄は、腹部側に仕舞われた触角がとにかく異形に目立っていた。
以上のような特徴を鑑みると、オオコフキコガネという種であろうとの結論に至った。
オオコフキコガネの生息環境にあった海岸や河原という環境条件も、今回の発見場所とは合致している。オオコフキコガネの幼虫は、ちょっと砂地の土中で育つってことなのかな。
ここに来て、同日のドウガネブイブイとサクラコガネとの出会いといった具合に、まだブログに紹介していないコガネムシの仲間に、短期間で3種類も出会えた事は、憑いていると感じた。
自然の神様……ありがとう!