ちょうど1ヶ月ぐらい前に写真に撮っていた蛾の名前が判明したので、投稿してみることにする。
撮影年月日は、6月12日となっている。撮影場所は我が家。
名前は、おそらくコフタグロマダラメイガというんだと思われる。凄く似た種類に、フタグロマダラメイガという種もいるらしいが、ネット上に出回っている2種の写真を見比べると、違いは、フタグロマダラメイガの方が、翅の真ん中あたりの薄茶色の帯のところが、帯というよりも紋に見えるような気がする。
因みに大きさは、前翅長で1センチぐらいの小さい蛾だったみたいだが、正直1ヶ月前の記憶と照合する事は出来ない。
そして、コフタグロマダラメイガもフタグロマダラメイガも、幼虫の食草は、ニシキギ科のツルウメモドキとの事だが、我が家の近くで、ツルウメモドキが何処に生えていたか記憶にはない。
ただ、近隣では、晩秋に冬枯れの景色の中に黄色い皮から赤い身を弾け出させているツルウメモドキの枯れ蔦に、妙に情趣を感じて、しんみりとした気持ちにさせられる事はある。
話をコフタグロマダラメイガとフタグロマダラメイガに戻すが、とてもよく似たこの2種が、果たして別種である意味が有るのかと思えて来たりする。
逆に、この亜種同士のような関係にある2種が、どういう棲み分けをしているのか、そちらの方が気になる。