スモモキリガ 成虫

本日3月29日が、我家の外灯の蛾の到来の本年解禁日かもしれない。

日中は湿度も気温も高かったが、外灯下に、色々な蛾達が集まって来ている。クロモンキノメイガミスジツマキリエダシャクに本種に、もう1匹中型の地味なシャクガが来ている。

そして、未投稿のものは、以下の蛾であった。

名前は、スモモキリガ。大きさは、前翅長で2センチちょっとといったところ。写真は黄色っぽく見えるが、照らしたライトの関係で、実際は、もっと白色が強い。

春に現れる蛾から探していたら、早春に現れる蛾として、直ぐにそれらしい蛾がヒットして来た。

幼虫の食草は、コナラやクヌギやクリ……他にはサクラとからしい。どれも、近場には沢山生えている。

トゲシラホシカメムシ 成虫

最近、近隣の田園地帯のとある畦道で、オオバコに1匹だけ金属光沢が綺麗な青緑のハムシ(ルリマルノミハムシ?)が目に止まり、写真を撮ろうとしゃがんだところ、本命のハムシの方は地面へと消えてしまい、代わりに、近くの草に、この小さなカメムシが止まっているのが目に入った。

初めて見るカメムシだと分かったので、逃げませんようにと慎重に祈るような気持ちで写真に撮ってみた。

大きさは、7ミリぐらいではないだろうか。小さい部類のカメムシである。

ただ、種名の方は、意外と簡単に判明した。名前は、トゲシラホシカメムシ。似た種にオオトゲシラホシカメムシが居るらしいが、違いは、眼と眼の間に白い線があるのがトゲシラホシカメムシの特徴のようである。

どちらも、稲を斑点米にしてしまうことから害虫として認識されているが、近隣で凄い沢山見かける印象はない。まぁ、小さいから目立たないというのもあるかもしれないが…

ビロードツリアブ

最近、近隣でこの嘴の異常に長いアブが飛んでいる(ホバリングしている)のには気が付いていた。

ただ、近寄れば逃げるし、相手はなかなか飛ぶのをやめて休息しないし、私の写真の技術では、撮るのを諦めていた。

しかし、運の良いことに、本日、偶然菜の花に纏わりつきながらお亡くなりになった個体を見つけた。

地上に降ろして写真に撮ってみた。

名前は、直ぐにビロードツリアブと判明。とにかく、飛んでいる時から、嘴の長さは目立っている。大きさは、嘴を入れないで、1センチぐらいではないだろうか。

成虫は、各種花の蜜を吸汁し、幼虫は、土中で生活するヒメハナバチ科の幼虫に寄生するようである。