カブラハバチ 成虫

最近、この背中がオレンジ色のハバチの写真を撮った。

カブラハバチという名前なんだと思う。

ただ、紛らわしいのは、ニホンカブラハバチという種も存在するという事である。違いは、背中の雰囲気や脚の色彩等で見分けられるとの事であるので、慣れれば見分けられる気はする。私は出来るようになって来ている気がする。

また、更に、セグロハバチなる似通った習性の近似種も存在するようである。そして、この3種は、ネット上で出て来た大学の論文みたいな記事を読まさせて頂く限り、幼虫の食草にも、好みが出るとのことである。

ちなみに、ニホンカブラハバチは、野生のタネツケバナ属の植物に集まり、カブラハバチは、所謂アブラナ科の野菜に集まり、セグロはバチは、イヌガラシを好むといったいった具合である。

セグロはバチが、日本と樺太に生息が限定されるが、他の2種は、台湾や中国や朝鮮半島とpいった近隣諸国でも見ることが出来るとのことである。

イトカメムシ 成虫

この昆虫も、最近、近隣で出会った昆虫である。

そして、出会いは偶然の産物であった。というのも、随分変わった色(薄いオレンジ色)の蚊がいると思い、何気なく写真に撮っていたのだが、後で写真を見返して気が付いた。

蚊じゃなかったんだと。おまけに、小さなハエを吸汁している瞬間も捉えられていた。

大きさは、8ミリぐらいだったであろう。一緒に写っている葉はサツキの葉である。名前は、イトカメムシ。

このカメムシは、小さくて、オマケに細いし、よっぽど意識しないと、スルーしてしまうのではと思う。

セスジナミシャク  成虫 2

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾である。

蛾の図鑑等でよく目にしていた蛾であったので、実際に出会えて少し心が踊りながらの撮影であった。良い写真が撮れる前に、逃げない事を祈るだけであった。

大きさは、前翅長で15ミリちょっとぐらいであったのではなかろうか。名前はセスジナミシャク。

幼虫の食草は、アケビであろうがミツバアケビであろうが、要はアケビ。アケビなら、近所の林縁にいくらでも生えている。

この蛾の派手な紋様とその位置の意味に関して、ネット上で面白い記事を読んだ。敵の攻撃を急所から遠ざける効果に繋がっているとのことである。ただ、きっと他の効果もあるような予感はする。

ところで、近隣の里山には、アケビの類は無数に自生ししている。しかし、アケビを利用する蛾の幼虫は多そうだが、近隣のアケビの葉が食害されているのに出会った記憶がない。まぁ、実際のところは、気が付いていないだけで、本種のようなアケビ育ちの蛾に利用されてきているのは、今回のセスジナミシャクとの出会いで証明された。