最近、近隣で、このオサムシを見つけた。
神社の林の中に転がっていた倒木の破片をひっくり返したら、必死に土に潜ろうとしている瞬間のこのオサムシと出会った感じである。そして、何とか土に潜り込む寸前を摘み上げて写真に撮ってみた。
写真では、緑に映るが、肉眼では赤みがかった光沢の方を強く感じていた。光加減によって、ところどころ緑光沢があるとは感じていた。
さて、写真を基にオサムシの種を特定しようと考えていたが、それは甘い考えだった。この赤銅色に輝くオサムシは、多くの亜種から構成されるようで、地域地域によって少しづつ違う特徴の似た雰囲気のオサムシが存在するのを知った。
それでは、写真のオサムシは、どのタイプに属するのかとなると、私の現段階での知識と知見では、正直分からない。ただ、ツクバクロオサムシという亜種タイプが知られていて、確かに、私が写真に撮った個体と似ていると言えば似ているところから、また、捕まえた場所も筑波山の麓から20キロぐらい離れた場所であることからも、タイトルにはツクバクロオサムシを使わさせて頂いた。
うーん。大きさの方は、案外大きく体長3センチはあった気がする。
同時に、過去にアオオサムシとして投稿した種が本種ではないかとの不安がよぎり、過去の投稿を見返したが、アオオサムシの光沢は全然違う事が分かり安心した。