ウスベリケンモン 成虫

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾である。

前翅長で3センチぐらいありそうな雰囲気で、縦にも横にもとても大きな蛾に感じた。

このふっくらとした形と腎状紋の下に繋がる大きな薄色の斑を頼りに調べたところ、ウスベリケンモン亜科のウスベリケンモンという蛾だと分かった。

幼虫は、イネ科のササ類の葉を食べるという事である。

コガタシロモンノメイガ 成虫

先ほど、我家の軒下の暗闇に居た蛾である。

大きさは、開張で2センチ弱ぐらいだったと思う。調べたところ、コガタシロモンノメイガであると分かった。

ここで不安がよぎったのは、昨年も我家の外灯下で似た雰囲気の蛾を見ていた記憶があり投稿もしていたと思ったので、投稿がダブらないかという点と、昨年の投稿の種名に間違いがないかという点であった。

過去の投稿をチェックしてみたところ、クビシロノメイガと同定した種であるが、似た雰囲気は持っているが、今回の種とは明らかに違うと思い、安心した。違いが一目瞭然になるのは、腹部の雰囲気である。本種コガタシロモンノメイガの腹部は、段々紋様というか腹部が縞々である。

ちなみに、このコガタシロモンノメイガの幼虫の食草は、まだ知られていないとの事である。

カバイロキバガ 成虫

この蛾は、昨日、羽化していた蛾である。

4月の終わりに、近隣の桜の木の葉が巻かれているのに気が付き、開けてみると、細長い蛾の幼虫が出てきた。それを持ち帰り、家の桜の葉と一緒に育てていたのだが、比較的、直ぐに蛹になった。

蛹になってからは、別のケースに移していたのだが、昨日、羽化していたという流れである。

大きさは、体長で1センチ弱。そり返った嘴(?)が、ヤガ科のクルマアツバ亜科の蛾みたいだが、クルマアツバ亜科の蛾に、こんなに小さい蛾は居ない。

そうなって来ると、キバガ科の蛾の牙かと思い、キバガ科を当たると、直ぐにカバイロキバガがヒットして来た。

幼虫の食草は、桜や桃の葉という事だが、まさに幼虫を見つけたのは、桜の葉であった。