ナミテンアツバ 成虫 2

先ほど、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。昨晩も違う個体が来ていたが、どちらもナミテンアツバなのかなと思う。

大きさは、前翅長15ミリ弱。この、ナミテンアツバの特長として私が重要視している箇所は、翅の中程より少し下を横に走る太めのラインの真下にある二つの黒点の存在である。太い横ラインは、時に細かったり、殆ど無かったりとまちまちだが、この二つの黒点は存在する事が多い。

幼虫の食草は、マメ科のヌスビトハギとの事であるが、我家の庭にも、引っ越して来る前から蔓延っていた模様。ヌスビトハギ自体は、とても直根の根が深く簡単には引き抜けない樹木なのか草本なのかイマイチ掴み難い植物である。それと、あの種のひっつき感に悪意を感じる植物である。

昨晩、写真に撮っていた個体は、以下のような感じであった。

さて、ここで、もしやと予感がして、過去の投稿を確認したが、昨年の5月23日にナミテンアツバのタイトルで投稿している種は、ちょっと似たような黒点を持つアトヘリホシアツバだろうとの気がしてきた。近々、訂正しようと思う。

アズキノメイガ 成虫 2

数日前に我家の外灯下に来ていた蛾のひとつである。

大きさは、前翅長で15ミリぐらいだったのかなぁ。もう記憶が朧げである。

薄黒い色合いの蛾といった特徴はあるが、いまいち紋様がぼやけ気味で、種の特定を諦めかけていたが、とうとうこの写真の蛾の持つ大きな特徴に気がつくことができた。

それは、中脚の基節(?)に見える盾のような細長い部分である。これは、大きな特徴である。因みに、雄のみの特徴との事である。

この特徴を頼りにネット検索すると、アズキノメイガ(旧名フキノメイガ)という種が浮上し、まさに私の撮った写真と同じ蛾の写真が多数ヒットして来た。

これまでも、この写真は数回見ていたが、気がつく事が出来なかった。きっとアスペルガー症候群の度合いが強い人達だと、この異和を過集中という特性で一瞬で見破ってしまえたんだと想像する。

さて、幼虫の食草は、キク科のフキやオナモミ……ナス科やマメ科の野菜。それらの茎を芯食いする形で食害するようである。

ところで、仕事柄、アスペルガー症候群の人達とは出会うことが多いというか、(高学歴や優秀な成績を残せる人達の大半はアスペルガーの要素を持っていると感じる)、仕事のお客さんという関係だと、想像を絶するオカルトチックなストレスを感じる(感じた)時もあるが、こうした人達の能力が無かったら、人類の進歩って、もっと遅かったよなと感じるのも確かである。