ハネナシコロギス

昨晩、我家の外灯下に来ていた昆虫である。

薄く半透明な色合いや翅が無いところから、何かのキリギリスやコオロギの仲間の脱皮したての幼体だと思っていた。大きさは、17ミリぐらいで、意外と大きかった記憶がある。

ただ、先ほど、偶然、ネット上で、この写真の個体と同じような写真に出くわしてしまった。そして、そこには、ハネナシコロギスという種名で、生態の紹介があった。

ブナ科の広葉樹の林床なんかに生息しているようで、昼間は、草を綴ったものの中に隠れていて、夜に這い出して来て小昆虫を捕食したりと活動するとのことである。

この手のバッタの仲間には、随分と出会った気でいたが、まだまだ未知の種に我家の庭で会えるとは……身近な自然の豊かさに感謝である。

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