最近、近隣で、この何かしらのカメムシの幼虫っぽい昆虫を見かけ写真に撮っていた。
大きさは体長14ミリぐらいだったであろうか。ススキの葉裏に平たい虫が2匹いるのが目に入り、写真を撮ろうと近づいた感じだが、2匹とも、全く逃げようとしなかった。
人間の目にはバレバレなのだが、よほど、ススキの葉裏に擬態するのに自信があったのかもしれない。薄い葉への擬態行動を証明しているのか、このカメムシの幼虫は、とにかく薄っぺらいのは確かである。
さて、近隣のどのカメムシの幼体であろうかと調べ始めたところ、初見のカメムシである事が分かった。 エビイロカメムシというらしい。
習性としては、イネ科植物に付くらしく、ススキが好物との事である。確かに、見つけたのは、ススキの葉裏である。また、大量発生すると、ススキも枯れてしまうと書いてある記事があったが、現場に立ち枯れしたススキが数株あったのは覚えている。ススキ自体、冬になれば枯れるが、春には再度芽生え、今時分には枯れススキを押し除けるように緑に戻っているのが常であるが、その場所には、枯れの勢いが勝っているススキが数株あった。(一瞬、除草剤をかけられたのかと思ったのも本当である。)
沖縄にもいるらしく、イネ科のサトウキビが少し被害に会うこともあるらしい。