昨晩、我家から車で5分ぐらいの距離にある外灯下で写真に撮っていた蛾である。
大きさは、大きくもなく小さくもなく、前翅長13ミリぐらいだったのではないだろうか。
この蛾を見た時に、特徴として気が付いたのは、鼻の延長線上の頭部というかその辺りが盛り上がっているという点である。こうした同じような特徴を持つ蛾で知っているのは、ヤガ科のハナオイアツバであるが、他にもこのような特徴を持つ蛾がいるのであろうか?
そして、ハナオイアツバにはない特徴として、触角を背負って止まっている点がある。もちろん、紋様や雰囲気的に、ハナオイアツバとは全然違うのは一目瞭然である。と同時に、雰囲気は、メイガ科のフトメイガ亜科の蛾に見えるし、触角を背負っている特徴も一致する。
こうして、メイガ科フトメイガ亜科を当たると、アオフトメイガという種が浮上してきた。
食草は不明というのが通説のようだが、モクレンと書かれている方もいた。