週末、家族4人で近隣の山に登山に出かけた。
登山なんかするのはいつぶりだろう?ちょっと思い出せないぐらい昔のことなのかもしれない。
標高50メートル辺りから歩き始めて、頂上の709メートルまでの間に、どんな植生の変化や昆虫層が広がっているのか、ワクワクする気持ちでいっぱいで出かけた。
当日は、最高の天気。しかし、歩けど歩けど、思いの外、昆虫達には出会えない。
道中に出会った数少ない昆虫の一つが以下の昆虫である。
大きさは、体長12ミリぐらいだったと覚えている。調べ始める前に、黄色と白を混ぜたような色合いと、お尻の毛の生え方といい、ヤドリバエの仲間(私が比較に思い出したのは、セスジハリバエ)ではないであろうかとの予感はしたが、実際のところ、ヤドリバエ科のシロオビハリバエの一種と分かった。
ヤドリバエの仲間であるから、何かしらの昆虫の幼虫に寄生してライフサイクルを作っているはずだが、果たして何に寄生しているのであろうか?
ネット上で、このシロオビハリバエを調べた時に、山地性というワードは見つけれなかったが、少し標高のあるところにいたのは事実な気がする。(私のまだまだ年数の少ない観察経験のうちでは、平地の近隣では出会っていない種ではある。)